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太陽光発電の窃盗が全国で多発中!おすすめの防犯対策とは?

現在の日本では、太陽光発電所に対する窃盗被害が各地で相次いでいます。

実際に、一度被害に合うと数百万円〜1億円程度の被害が出ており、ソーラパネルや銅線のケーブルが盗まれると、発電収入を得ることができません。

新規で銅線の設置工事には莫大な費用もかかりますし、発電事業を断念せざるを得ないという場合も出てきています。

太陽光発電所に対する窃盗被害が各地で増加中

参考:ヤフーニュース

上記はヤフーの記事になりますが、ソーラー発電所に使われる銅線が盗まれたことで、被害額は1,000万円を超えており、これと同様のことが、全国で多発化しています。

その他にも検索したら様々なニュースが見つかります。

■盗難被害額は1億4500万円

千葉県内の太陽光発電施設で相次いだ銅製ケーブルの窃盗事件に関与したとして、県警は茨城県常総市、解体作業員(72)ら60~70歳代の男3人を窃盗容疑で千葉地検に追送検し、捜査を終えたと14日、発表した。被害総額は約1億4500万円に上る。

発表によると、3人は2017年11月頃~20年8月頃、千葉、茨城、栃木など5県27市町で、太陽光発電施設を狙った銅製ケーブルの窃盗事件計228件に関与したとされる。3人とも容疑を認め、「人目につかず犯行が容易だったからやった」などと話している。

県内では19年頃から被害が相次ぎ、県警は複数の窃盗グループを摘発した。今回の3人による被害が最大という。3人は20年8~9月に逮捕、起訴され、有罪が確定している。

参考:読売新聞2021/01/17

■3つの発電施設でケーブルが盗まれ被害額は数千万円

太陽光発電での窃盗が増えている3つの理由

現在、太陽光発電での窃盗が増えている状況ですが、理由は3つあります。

①資源価格が高騰している
②発電設備の住所や事業者名が経済産業省のHPで公表されている
③きちんとした防犯対策がされていない発電所が多い

では、それぞれ説明していきます。

①資源価格が高騰している

まず大きな理由の1つとして、資源価格が高騰していることです。

太陽光発電のケーブルなどは銅線で出来ており、それを盗めば簡単に換金ができるからです。

下記は銅の価格の推移となりますが、銅の価格もどんどん上昇しています。

資源価格が高騰することにより、盗難被害は今後ますます拡大することが予想されています。

②発電設備の住所や事業者名が経済産業省のHPで公表されている

経済産業省資源エネルギー庁は、事業計画の認定を受けた太陽光を含む再生可能エネルギーの発電設備の住所や事業者名をHPで公表しています。

参考:経済産業省資源エネルギー庁

2021年7月28日時点で986件の事業者名が公開されており、窃盗者にとっては盗める場所が分かっているのでターゲットにされやすいというのも大きな理由の1つになっています。

③きちんとした防犯対策がされていない発電所が多い

太陽光発電所は郊外や人の出入りが少ない場所に設置されている事が多く、また、金網で囲っているだけの発電所が多いです。

だからこそ人目にもつきにくく、夜間などは発電量がゼロなので、夜間に窃盗に合っても気づくまでに時間がかかります。

だからこそ、一度窃盗に合えばすべてを根こそぎ取られて被害額が大きくなる傾向があります。

窃盗で狙われやすいのは、パネルとケーブル

太陽光発電の窃盗で狙われやすいのは、パネルとケーブルで、最も被害が多いのがケーブルです。

ソーラーパネル自体は、重くて、シリアル番号なども入っていて、売りにくいのですが、ケーブル自体は持ち運びがしやすく、買い取ってくれる業者も多いため、被害が続出しています。

太陽光発電への窃盗対策は監視カメラが効果的

太陽光発電への窃盗対策では、今までは主に下記の方法が主流でした。

フェンスを付ける
外部の監視システムへ依頼する

フェンスは付けている人も多いのですが、あまり役に立っていないようです。

外部の監視システムの導入は最初の設定費用も高額で、さらに毎月の固定費用なども掛かってきます。

しかし、今、この状況が変わってきています。

それが下記の3点です。

①SIM対応ソーラー防犯カメラの価格が下がった
②ネット環境を毎月数百円で使えるようになった
③設置費用も割安<

順番に説明していきます。

①SIM対応ソーラー防犯カメラの価格が下がった

現在、SIM対応のソーラー防犯カメラが市場に登場し始めました。

弊社でもこの情報をいち早く取り入れて、現在太陽光発電の事業者へのお手伝いをしていますが、非常に多くの喜びの声を頂けています。

価格もお手頃価格で設定しています。

太陽光発電の事業者の方へは発電所の死角をなくすためにも複数台数導入して頂いているパターンが増えてきています。

カメラはソーラー発電で動きますので、電気がなくても稼働します。

そして、手元のスマホアプリでカメラを360度動かし確認ができます。

さらには当然録画機能も付き、不審者への警告もできます。

②ネット環境を毎月数百円で使えるようになった

自宅や商店、工場にWi-Fiのネット環境があれば、Wi-Fi対応の防犯カメラを使えばそれで済むのですが、太陽光発電所の場合、Wi-Fi環境が整っていないため、防犯カメラの設置を断念していた方も多かったのではないでしょうか。

しかし現在はSIMの利用価格が非常に安価になっているのです。

こちらはすでに弊社のSIM対応防犯カメラで稼働が確認出来ているLinksMate社のSIMになりますが、カメラにはデータ通信のみで対応できますので2GBの418円もあれば十分です。

これは常時接続ではなく、動体検知すると作動したり、こちらがリアルタイムで見る時、録画されたデータをダウンロードするときに通信を使うため、この費用で十分なのです。

例えば発電所の4カ所にカメラを設置して常時防犯管理を行っても、月額1,000円以下の負担で済んでしまいます。

③設置費用も割安

太陽光発電所の場合、周囲に設置する場所などがない場合が多いため、防犯カメラの設置やカメラの取付のためのポールの設置等も一緒にセットとなって販売しています。

この設置自体は施工業者によって異なるので、地域によって価格差はありますが、最安で2万5000円程度〜での導入が可能です。

詳細は下記からご確認ください。

 

まとめ:太陽光発電への窃盗に備えてください

冒頭でもご紹介致しましたが、太陽光発電への窃盗があった場合1回の被害でかなりの額となってしまいます。

防犯設備の必要性は理解していても、継続的なコストの割が合わず、防犯設備への設置を躊躇っていた方も多いのではないでしょうか?

今回ご紹介させて頂いたSIM対応防犯カメラであれば、初期費用も数万円から済ませることもできますし、継続的にかかるコストも毎月数百円で済むことになります。

盗難被害で受けるコストを考えれば、費用対効果は絶大です。

太陽光発電での窃盗が起きる前にぜひ導入を検討してみて下さい。